渦中の元 NFL 選手が自身の特徴的なアフロヘアを商標登録
2018/10/12 国際元サンフランシスコ・49ersのクォーターバックであり、有色人種に対する差別や警察の暴力に抗議するため、試合前の国歌斉唱中に起立することを拒否する“Taking A Knee”というムーブメントを巻き起こしたColin Kaepernick(コリン・キャパニック)。NFLから干される形となった同選手を起用した〈Nike(ナイキ)〉のキャンペーンは大ヒットし、短期間で同社の株価や市場価値が史上最高値を記録するなど、一躍時の人となった。
「ESPN」によると、そんなKaepernickの会社「Inked Flash」は、米国特許商標局にKaepernickの特徴的なアフロヘアと顔を描いた白黒イラストの商標登録を申請したという。このイラストは今後、アパレルをはじめとした各種グッズ、Colinが携わるワークショップ、ウェブサイト、テレビ番組、映画などに使用される予定。またこのトレードマークで得た利益の一部はColinの主宰する“Know Your Rights”団体に渡る模様。自身の名を冠した〈Nike〉とのラインも控えているようなので、そちらもあわせて注目していきたい。
本文章は『HYPEBEAST』から転載されたものです。