中国で販売されている『モンスター』に似た『怪獣』という名の国産エナジードリンクを飲んでみた!
2016/10/12 中国疲れたときや元気になりたいとき、目を覚ましたいときなどに飲むエナジードリンク。筆者もほぼ毎日エナジードリンクを飲んでいる。飲まないと倒れてしまうんじゃないかというぐらい毎日疲れ果てているからだ。
世界中で愛されているエナジードリンク。みなさんもお気に入りのエナジードリンクがあるだろう。お隣の国・中国でもさまざまなエナジードリンクがあり、若者を中心によく飲まれている。
そんな中国で効きそうな名前のエナジードリンクが販売されていたので購入して飲んでみた。その名も「怪獣」! あれ? どこかで聞いたことがある名前だけどもしかして……。
「怪獣」は黒地に緑の「M」のロゴが特徴的だ。どこかで見たことある色合いとロゴが効き目がありそうな雰囲気を醸し出している。この「怪獣」は上海のメーカーである「曼斯特飲料」が福建省で製造して販売している。ちなみに「曼斯特」は「ミュンスター(Muenster)」の中国語表記だ。ミュンスターが出したエナジードリンクは黒地に緑のMが描かれた「怪獣」。見た目も発音も何もかもがあの有名ドリンク「モンスターエナジー」を彷彿とさせる。
ちなみに今年の夏にモンスターエナジーが中国進出を発表したが、すでに「怪獣」が商標登録を済ませており、「モンスター」という名で販売ができなくなっている。モンスターエナジーは「鬼爪」という名で行くようだ。あのAppleですらiPhoneの商標権を争った裁判で敗訴しているほど中国の商標権ビジネスは闇が深い。
・とりあえず飲んでみた
そんなややこしいことは置いておいて、とりあえず飲んでみた。炭酸飲料ではなく、リポビタンDそっくりの味だった。中国では純正のレッドブルが販売されているが、炭酸は入っていない。エナジードリンクというより栄養ドリンクだった。
炭酸入りのエナジードリンクが好きな方には物足りないと思うが、栄養ドリンク的にはまずまずといったところだと思う。そのうち市場から消えるかもしれないので、見つけたらぜひ飲んでいただきたい!
本文章は『rocketnews24』から転載されたものです。