小原紅早生GI登録を知事に報告
2018/01/10 日本日本各地の農産物などを地域ブランドとして国が登録する制度に、香川県特産のみかん、小原紅早生が県内で初めて登録され、生産者の代表が浜田知事に報告しました。
地理的表示保護制度は、産地名を含む地域の特産品の名前を知的財産として保護し、品質などが一定の基準を満たした農林水産物を地域ブランドとして国が登録する制度です。
この制度に香川県特産のみかん、小原紅早生が県内で初めて登録され、JA香川県の遠城昌宏理事長らが県庁を訪れて浜田知事に報告しました。この中で、遠城理事長は「県内外に誇れるブランドとして力を入れている中、この登録はとても励みになる」と述べました。
これに対し、浜田知事は、10日から出荷が始まった露地栽培の小原紅早生を試食し、「すっきりした甘さでとてもおいしい」と感想を話していました。
小原紅早生は一般的なみかんより皮の色が赤く甘みが強いのが特徴で、今後、JA香川県から出荷される小原紅早生は、制度への登録を示す「GIマーク」を表示できるほか、地域ブランドとして保護されます。
JA香川県の遠城理事長は「登録は光栄で励みになる。品質を維持し、皆さんに届けられるよう生産量も増やしていきたい」と話していました。
本文章は『NHK NEWS WEB』から転載されたものです。