彩虹眷村、壁画がペンキで塗りつぶされる 著作権巡りトラブル/台湾
古民家を埋め尽くすカラフルな壁画で人気の中部・台中市の観光スポット「彩虹眷村」(レインボービレッジ)で先月30日夕方、壁画が塗りつぶされているのが見つかった。器物損壊などの容疑で警察の取り調べを受けているのは、市の委託を受け同村を管理していた企業の代表者や従業員計14人。背後には著作権を巡るトラブルがあったとみられる。
2022年上半期の知的財産権趨勢
www.tipo.gov.tw/tw/cp-85-911869-25ac8-1.html
2022年上半期における特許、実用新案、意匠の三種の専利の新規出願件数は34,753件(前年同期比1%減)で微減となったが、商標登録出願件数は46,578件(前年同期比0.4%増)と微増となった。台湾人による特許出願件数は、大企業及び高等教育機関の出願件数がそれぞれ前年同期比3%増となり、外国人による同件数は前年同期比6%増となった。出願人において、台湾積体電路製造(TSMC)が1,163件と6年連続の台湾人出願人のトップとなり、外国人出願人においては、アプライド・マテリアルズが438件で最多となった。商標出願件数は「農業食材」産業が最も多く、台湾人及び外国人による出願件数はそれぞれ「農業食材」(13,240件)及び「技術研究」(3,964件)産業の出願件数が最多となり、直近2年においていずれもプラス成長を維持した。出願人においては、台湾法人では統一企業が548件、外国法人では廣東龍順國際物流が85 件で最多となった。
ベガルタ仙台はチーム名を「カレーは飲み物」にする? 波紋を呼んだ「商標出願」の法的意味
サッカーJ2のベガルタ仙台が「カレーは飲み物」を商標出願したところ、インターネット上で"炎上"した。こうした状況を受けて、ベガルタ仙台側は「あくまでもトラブルの予防」と釈明する。一方で、知的財産権にくわしい弁護士は、今回の商標出願について、法的問題は少ないとしながらも、「現実的に使い道がないのでは」と首をかしげている。
中国:マーキュリー、商標権侵害で元フランチャイジーを提訴、判決は在庫処分を酌量 - Marks & Clerk
上海水星家用紡織品股份有限公司(Shanghai MERCURY Home Textiles Co., Ltd:以下、「マーキュリー」)は、中国で有名な家庭用繊維製品のメーカーである。同社は一連の「MERCURY」商標を登録しており、その中のNo. 4861666は、2013年12月に国家工商行政管理総局(旧商標局)から馳名(著名)商標として認定された。
「マノロ ブラニク」が22年に及ぶ中国での商標権争いに勝利 冒認商標を無効にする決定
中国の最高裁判所である最高人民法院はこのほど、2000年に中国で無関係の第三者によって登録された「マノロ ブラニク(MANOLO BLAHNIK)」の文字列を含む商標を無効とする決定を下した。