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2024年第1四半期の知的財産権動向
一、専利・商標全体の出願動向
2024年第1四半期における特許、実用新案、意匠の三種類の専利出願件数は16,815件で、そのうち特許は11,989件、実用新案は3,226件、意匠は1,600件となり、特許及び意匠出願件数はいずれも前年同期比4%減となったが、実用新案は前年同期比4%増となった。台湾人による三種類の専利出願件数が占める割合は49%で、外国人が占める割合は51%であった。直近5年における第1四半期の三種類の専利出願件数は2年連続の前年同期比微減となり、今後の展開が注目される(図1参照)。
2023年第4四半期の知的財産権動向
2023年第4四半期における特許、実用新案、意匠の三種類の専利出願件数は19,686件で前年同期比3%増となり、そのうち特許出願件数は13,928件で前年同期比4%増となり、商標登録出願件数は23,250件で前年同期比2%増となった。特許出願においては、台湾積体電路製造(TSMC)が出願件数342件で第1位となり、外国人では(韓国)サムスン電子が262件で1位となった。商標登録出願は、台湾人では統一企業が235件で1位、外国人では(アラブ首長国連邦)国際食品会社が81件で最多となり、台湾人と外国人を問わず上位10位の商標登録出願件数はいずれもプラス成長となった。
2023年智慧局が受理した専利商標出願概況
2023年に智慧局が受理した専利(特許、実用新案、意匠の3種を含む)出願件数は72,607件で、前年比1%増となり、そのうち特許(50,854件)が1%増で直近11年の最高となり、実用新案(14,466件)は1%減、意匠(7,287件)は2%増となり、マイナス成長からプラス成長に転じた。商標登録出願は91,535件で3%減となった。審査実績については、特許の平均FA期間は8.9か月で、商標は6.2か月となった。
WIPI 2023と直近5年の台湾産業における商標出願動向分析
WIPOが2023年11月6日に公布した2023年の世界知的財産権指標報告(World Intellectual Property Indicators 2023:WIPI 2023)は、2022年における世界の商標方面の出願総数、登録総数、平均OA期間及び審査終結期間、審理結果統計、各国GDP平均類別数及び一人当たりの類別数等の資料を公開している。そこで台湾の2022年データとWIPI 2023について、簡単な分析及び比較を行い、「2018~2022年における産業の商標出願の趨勢分析」報告を提出する。観察ポイントは以下のとおり:
2023年第3四半期の知的財産権動向
2023年第3四半期における特許、実用新案、意匠の三種類の専利出願件数は18,310件で前年同期比1%の微増となり、そのうち特許出願件数は12,670件で前年同期比1%増となった。商標登録出願件数は23,632件で前年同期比7%減となった。特許出願においては、台湾積体電路製造(TSMC)が出願件数443件で8年連続の台湾法人1位となり、外国法人ではサムスン電子が285件で1位となった。商標登録出願は、台湾人では台新銀行が264件、外国人ではテンセントが38件で最多となった。