業界震撼 9年ぶりにラーガンがジニアスを特許侵害で提訴
台湾の光学レンズ最大手の大立光電(ラーガン・プレジション)は、台湾の玉晶光電(ジニアス・エレクトロニック・オプティカル:GSEO)及びその子会社である玉晶廈門(ジニアス・アモイ)が特許権を侵害しているとして中国アモイ中級人民裁判所に特許権侵害訴訟を提起した。これは9年ぶりに二度目となるラーガンからジニアスに対する特許権侵害訴訟となり、業界を震撼させている。
中国の企業で相次ぐ「脱日本」
中国に「奈雪の茶(NAYUKI)」という日本語の平仮名をそのまま使った店名の喫茶チェーンがある。黄緑色のロゴのデザインはしゃれており、清潔感のある店内でカラフルなフルーツティーやスイーツが楽しめる。店の名や雰囲気から、日本発のチェーンかと思わせるが、れっきとした中国ブランド。ところが最近、SNSのアカウントや一部の店舗でロゴが変わった。平仮名の「の」が同じ意味を表す中国語の「的」になり、「奈雪的茶」となった。アルファベットの表記も、もともとは「奈雪」の日本語読み通りにNAYUKIだったが、中国語での発音に従ったNAIXUEに変わった。
テイラー・スウィフト、「Shake It Off」の著作権侵害の訴えが取り下げられる
2014年の大ヒット曲「Shake It Off」が著作権を侵害しているとしてソングライターのショーン・ホールとネイサン・バトラーから訴えられていたテイラー・スウィフト。ホールとバトラーは「Shake It Off」の歌詞が2001年にガールズグループ、3LWに提供した自分たちの楽曲「Playas Gon’ Play」にそっくりだと指摘、テイラーが盗作したと2017年に提訴した。訴えは2018年に棄却されたがホールとバトラーは控訴。来年1月から裁判が始まる予定になっていた。テイラーは一貫して「この歌詞はすべて自分で書いた」と主張していた。
写真家の撮影した画像を反転した絵が展覧会で入賞、盗作として訴訟されるものの勝訴してしまう
ルクセンブルク政府主催の展覧会でルクセンブルク出身の美術学生のジェフ・ディーシュブルク氏が「第11回現代美術ビエンナーレ賞」を受賞し、賞金1500ユーロ(約21万円)を受け取りました。しかし、アメリカを拠点とするアーティストの張晶娜氏は、この作品は自身の作品の盗作だとして訴訟を起こしました。しかし、2022年12月7日に「写真の独創性が不十分だった」として著作権保護の訴えを退ける判決が下されています。
愛内里菜さん「事務所の承諾なしに芸名使用不可」は無効の判決、事務所が会見
歌手の愛内里菜さんと専属契約を結んでいた芸能事務所が、「契約中だけでなく契約終了後も、事務所の承諾なしに芸名を使用してはならない」との契約条項に基づき、芸名の使用差し止めを求めた訴訟の判決が12月8日、東京地裁であり、飛澤知行裁判長は事務所の請求を棄却した。