米著作権局「AIが生成の芸術作品に著作権なし」との判断。「人間が作ったもの」要件満たず
米著作権局(USCO)は、人工知能が生み出した芸術作品に対する著作権取得の申請を2019年につづいて再び却下しました。これは自らが開発した人工知能(AI)が生み出した”アート作品”に関して、各国での著作権取得を試みているImagination EnginesのCEO、スティーブン・タラー博士による最新の試みでしたが、USCOは前回と同様「著作権は人間によって作られた作品でなければ認められない」としています。
AWS、Elasticとの商標権訴訟が解決--「Elasticsearch」の表現をサイトなどから削除
オープンソースの検索・分析エンジンを開発しているElasticが、Amazon Web Services(AWS)に対する商標権訴訟で和解した。訴訟は、AWSが「Elasticsearch」という用語を使用していることに対するものだった。
中国が「ビンドゥンドゥン」などオリンピック関連の商標出願・登録を拒絶・無効に
中国国家知識産権局は2月14日、北京冬季オリンピック・パラリンピックに関連して、第三者による悪意の商標出願と登録を拒絶・無効にするとの通知外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますを公布した(2022年2月16日記事参照)。「オリンピック標章保護条例」「商標法」などに基づいて429件の商標出願を拒絶、43件の登録商標を無効とした。
「ナイキ」VS「ストックX」商標権侵害訴訟 NFT市場における商標利用を問題視
ナイキ(NIKE INC.)は2月3日、リセールスニーカーのオンライン取引所「ストックX(STOCK X)」に対して商標権侵害を理由に損害賠償等を求めてニューヨーク州南部地区連邦地方裁判所に提訴した。
機密を窃取し中国企業へ漏洩した晶碩光学の元職員4人を起訴
台湾コンタクトレンズ大手の晶碩光学(PEGAVISION)元幹部の黄振瑞は中国企業からヘッドハンティングされ、台湾で会社を設立し、PEGAVISIONの元エンジニア3人を招き寄せて、金型及び光学測量システム等の設計図及びファイルを窃取・コピーし、コンタクトレンズオートメーション生産設備を設計し、PEGAVISIONの中国最大の顧客である上海目荻(MOODY)及び厦門愛睿思の発注に提供した。桃園地検署は営業秘密法、著作権法違反で黄等4人を起訴した。